HerokuのFreeプラン

サービスを運用するにあたり、極力サーバ費用をおさえたいというのは当然の話で、無料枠でいかにサービスを維持できるかが肝だと考えています。

 

最近立ち上げたサービスはHerokuの無料枠で稼働させており、いずれアクセスが増えてきた際にはコストを徐々にかけていかなければいけないですが、極力このままでいけるところまではいきたいです。

 

Herokuの無料枠については、Google先生に色々きいてみると、何度かルールの改定が入っているようで何が最新なのかよくわかりませんでした。

そこで改めて本家の情報を確認してみたので、備忘もかねてこちらにあげておきます。

www.heroku.com

 

あくまでも2016年10月9日時点の情報ですが、「1アカウント全体で1ヶ月1,000時間(クレカ登録していなければ550時間)までは無料枠で使える」ようです。1日24時間×31日で考えた場合、744時間ですのでアプリケーション1個であればフル稼働できそうです。

以前はアプリケーション1個でも24時間はできなかったという情報もあったので、これは朗報かも。

f:id:bassmans:20161009195922p:plain

 

ただ、Herokuの無料プランだと30分間何もアクセスが無いとインスタンスが止まるという仕様が入っています。リリース前はこの仕様は気になりませんが、リリース後は「アクセスが少ない⇒インスタンスが止まる⇒久々にアクセスが発生するとページ読み込み時間が遅い⇒リピート率が落ちる⇒アクセスが伸びない⇒・・・」という負のスパイラルに入ってしまいかねないので、インスタンスを止めないようなちょっとした仕掛けを入れたいと思います。(SEO的な観点でもページ読み込み速度は重要視されているようですし)

 

その仕掛けというのは「herokuのアドオンで使用できるHeroku Schedulerで定期的に自分のサイトにアクセスさせる」です。

f:id:bassmans:20161009202439p:plain

単純に「curl サイトURL」でもいいのですが、標準出力にHTMLが吐かれてしまうため、HTTPのステータスコードのみ出力するようにしています。

 

しばらくこれで様子を見て、ユーザや検索エンジンがどう反応するのか見てみたいと思います。